当会の設立20周年にあたりその歩みを振り返ります。
当会を一口で言うと、「離婚や死別で配偶者を失った方が集い、立ち直りや子育ての支援および生き甲斐作りなどを行っていて300余名の会員が自主的に活動しています。」
会の名称の「リシングル」とは・・・
山田の造語で、独身の「シングル」の前に「リ」を付けて、「リシングル」再び独身になった方・・・つまり「離婚や死別で再び独身になった方」を意味します。
これは「バツイチ」「後家」「やもめ」「未亡人」などに代わる言葉として普及することを願っています。
会を作ったいきさつとして・・・
山田が48歳の時、2歳年下の妻が肺がんを発病し、闘病8か月で平成11年3月に亡くなりました。
当時子供は長男が高校1年、二男が中学2年、長女が中学1年で、3人の子育てをする立場になりました。それは大変な重圧で「果たしてこの3人を成人まで育てられるか・・・?」と不安と心細さでいっぱいでした。1年余りはその運命のもと料理や洗濯や子育てに精一杯でしたが、ふと「世の中には私と同じような立場の方はおられるのでは・・・?」と思うようになりました。そして、離婚も含め配偶者を失った方が集まれば「少しは気が楽になり」「人生の誤算は、自分一人ではないと感じて頑張る元気が出たり」「お互いが励まし合ったり学び合ったり」などの効果があるでは?と思うようになりました。
そこで、平成12年8月に地方紙の中国新聞に「離婚や死別で配偶者を失った皆さん、同じ立場の再独身者として集まりましょう。」と呼びかけました。
その反応として・・・
やはり、同じような立場の方はおられて、定期的に集まることにしました。
翌年の平成13年からは、会員制の任意団体として会則などを作り運営し、順調に会員は増えて、活動も活発になりました。
その後、平成22年7月には山田個人の任意団体より社会的に意義のある特定非営利活動法人(NPO法人)がふさわしいと思い、会員有志で法人化しました。その定款の目的は「この法人は離婚や死別で配偶者を失った再独身者に対し、立ち直り及び生き甲斐づくりの支援を行うことにより、増え続ける再独身者の豊かな生活に寄与することを目的とする。」です。
その後、ホームページを刷新し、フェイスブックなどで会の様子を発信しています。
会の仕組みは・・・
会員は上下関係がなく、老若男女、新旧会員が平等で対等な立場で行動する仕組みです。その中で自由にどの行事にも参加して誰とでも話して友達付き合いが出来ます。言わば、ピラミッド組織でなく「逆ピラミッド」。お世話役は縁の下の力持ちとして、会員の願いが早く叶うように支援しています。又、会員をまとめたり管理することはありません。
それと、禁止事項は特にありません。唯一あるとすれば「マルチまがい販売の禁止」です。
当会の喜びは、入会された方が「立ち直り」、「親睦や交流」を深めて元気を取り戻し「再出発」の気持ちで自分らしく「能力発揮」されることです。
なお、Eメールによる一斉の連絡網「メーリス」は「行事の呼びかけや報告」「自己紹介」「耳より情報」「売りたし買いたし譲ります」など、毎月約100通これまで2万余通が配信されています。
活動状況は・・・
平成31年~令和元年の1年間の活動実績は「月例会」「誕生日食事会」「死別の方の再出発の集い」「料理教室」「ひとり親の集い」「山登り」「ボウリング同好会」「ピンポン部会」「広島県東部の集い」「フラダンス」など、年間約300もの行事を行い、その参加者は合計5700余名になっています。
現在、会員は300余名で年齢は幅広く女性がやや多い。子育て中の母子家族さんから80歳以上も20数名。又、会員同士で結婚された方はこれまで20数組おられ、2名のベビーの誕生もあります。
会員同士で結婚されたら「寿会員」で現在14組おられます。又10年在籍して80歳になれば「長寿会員」として月会費は不要になります。これは健康長寿のお手本として末永く会員で居てほしい為で男性13名 女性5名です。なお、現役会員で亡くなった方は15名おられ、孤独死や急死の方も多いです。
課題や目標は・・・
・ウイズコロナ時代にいかに各種の行事を行ない、会員の願いを叶えるか?
・一人暮らしの会員が多いので、日頃の安否確認や孤独死への早い対応。
・いかにして会員を増やし、退会者を少なくするか?
・シェアハウスやコミュニティスペース付き賃貸マンションの実現。
・山田の健康の維持と万一の事があった場合、会の継続や後継者について・・・
まとめ
これからの日本は、ますます核家族化、高齢化が進み、リシングルも増えることでしょう。
つまり、高齢の夫婦はどちらかが亡くなると独居老人になります。又、離婚も増えると母子父子家庭や、リシングルの成人も増えることでしょう。
当会は、そんな時代が来ても、多世代のリシングルが支え合い、心豊かに生活できるよう、その実践をしています。
当会が時代の先駆けのお手本となるよう、引き続き活動を続けたいと思っています。
ご注意、その1
おかしい?嫌だな!と思ったら(特に新しい会員さんへ)
この会は私の新聞広報を見られ、趣旨に賛同された善意の方のお集まりと思います。
しかし、あくまで本人の申し込みで会員になってるわけで誰も身許保証しているわけでは
ありません。ですから心の良からぬ人が入り込むことがあるかもしれません。
配偶者がいたり、マルチまがい商売をしようと思ったり、色欲目当てやセクハラなど、
会員同士のお誘いや交友の中で「変だな?」「いやだ!」「止めてほしい」など、
ありましたらすぐ山田の方へお知らせください。
ご注意、その2
悪口禁止 *おせっかいもですよ~!
この会の会員は離婚や死別を経験して社会に疲れた方もおいでです。
又、同じ立場としてこの会に安らぎや癒しを求められる方もおいでです。
ですから夢々この会内で悪口や対立があったりしませんように・・・
多少の個人の感情の差はあっても、同じ会の仲間として認め合いましょう!
気長に気楽に~!ケンケンせずに付き合いましょ~
誕生月の方の特典をお知らせします。
9月生まれの方は9月20日のゆうゆう食事会か料理教室が無料ご招待です~!
9月が誕生日の男性は、下原氏、徳永氏、福本氏、平岡氏(東広島市)、花矢氏、寺本輝夫氏、小松氏、森脇氏、栗栖氏(北広島町)。
女性は、庄司さん、平下さん、山根さん、松本(文)さん(三原市)、中村さん(山口県)、山田(直)さん、村上さん、上田(真)さん、三浦さん、原京子さん(廿日市)、横山さん(岩国市)、亜紀さん、平岡(裕)さん。
以上の22名です。以上で漏れや間違いはありませんか?あればお知らせ願います。
以上の方は無料ご招待ですので・・・どうぞご遠慮なくおいでください~
その上、
誕生月の方は第1金曜日か、月例会後の二次会の、どちらかでもお祝いされます。
☆9月の第1金曜日は18時から「芸州本店」で誕生月の方を囲む食事会をすることになりました。
いつもなら「野の葡萄」なのですが、9月末まで休業なので今回のみの変更です。料理は税込み2000円でアルコールやコーヒーは各自の支払いです。
誕生月の方は「ゲスト参加」で、会から2000円のお祝い金があります。
誕生月以外の方は「お祝い参加」として、多くの皆さんがおいでくださいますよう。
☆月例会後の二次会「しゃぶしゃぶ温野菜」はタカノ橋商店街入口の2階で、牛豚のしゃぶしゃぶ食べ放題が2500円、アルコール飲み放題は+500円です。やはり会から2000円のお祝いがあります。
誕生月の方を皆さんでお祝いしますから、月例会の後引き続きご参加ください~!
今月は8月14日の中国新聞に月例会の案内を出しました。
そうすれば又、新しい仲間が来られます。
勇気を出してこの会に来られた方は昨日のあなたです。
親切に歓迎されて遠慮なく入会をお勧めください。
入会者が増え新たなご縁が出来ることを期待します。