コミュニティーマンション
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コミュニティーマンション 最上階(又は1階)に共有のリビングが有る賃貸マンション … 老若男女が相互補完をしながら暮らす終の棲家の構想です。 これからの新しい住まい方の提案・・・ 「コミュニティスペース付きマンション」基本構想 (多世代型シェアハウス・広島) |
趣旨、目的 |
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これからの高齢化、核家族化、再独身化、少子化の時代で・・・ この会も一人暮らしが多いですが・・・ 一つ屋根の下(同じビル)に住み、コミュニティスペースを中心に、 助け合い役立ち合いが出来れば、生き甲斐も出来て、安心して末長く暮らせる、豊かな人生になると思います。 |
1. 時代の流れ | ||
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高度成長の落とし穴 高度成長で総中流化した結果、各自が一戸建やマンションを得たが・・・ それは、各自の孤立化につながっている。 |
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マンションや公営住宅は「集合住宅」と言うけれど・・・ 実は各自が孤立して暮らす「集孤住宅」が現実でしょう。 |
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地域社会の衰退
各自の孤立化の上、高齢化と核家族化により、町内会組織は衰退しています。 「プライバシー」への遠慮もあるでしょう。 |
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再独身化、高齢化、独居化、孤立化 離婚や死別の上、高齢化と独居化は進むので人々は益々孤立化しています。 |
2. そこで発想の転換を! | ||
・ | 本来日本人は、長屋の八つぁん熊さんのように、人情に溢れているのでは? | |
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お互いが心を開き、支え合いの人生を! 「明日は我が身、お互い様~!」の仲間意識を。・・・半数は賛同されるかな? 例えば・・・高齢者は時間はある。働き盛りは時間はない。お互い補完的な動きを ありのまま心を開き、周囲もおせっかいの必要あり(大家族的) |
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・ | 行政の施設不足や予算不足を補う新たな手段にも・・・ | |
・ | 我々が新たな住まい方の見本になりたい。 |
3. コミュニティスペース付きマンションとは・・・ | ||
仲間意識に基ずき、老若男女が助け合い役立ち合う住まい方を実現するための コミュニティスペース:CS(共有のリビング)が最上階か1階に有る集合住宅。 *具体的には |
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・ | 20~30世帯の賃貸マンション(あるいは公営住宅)で1DKが主で一部2DK。 | |
・ | 趣旨に賛同する地主や建設会社に建設して頂き、長期の一括借り上げをする。 | |
・ | 各自が入居し、CSは会が家賃を支払い、行事にも使用する。事務局機能も。 | |
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コミュニティスペース(共有リビング)には ☆大広間・・・間仕切り可能・・・間仕切りすれば客間や勉強部屋に。 ☆ 洋間(大広間とつなぐと40名程度座れる) ☆ 広い厨房・・・40名程度の調理が可能。 ☆ テラス・・・物干し場、バーベキュー用。 ☆ 中浴場 ☆ 防音部屋・・・カラオケ、器楽練習。 ☆ 洗濯機、乾燥機など。 ☆ 健康器具、健康診断器など有り。 |
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いつも幅広い年齢層が入居・・・40歳以下 ・40歳代 ・50歳代 ・60歳代 ・70歳代以上 それぞれが男女2~3名ずつ入居 障害者も含む |
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・ | 仲間意識で助け合い役立ち合い・・・対等な立場が大事 | |
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母子父子家庭や働き盛りは時間と人手がないが・・・出来ることもある お世話される事・・・食事、洗濯、掃除、子育て支援、相談事 お世話出来る事・・・介護や看護、話し相手、パソコン、日曜大工、力仕事 |
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高齢者は時間があるので・・・年配の知恵、役に立つ事を生き甲斐に 留守部隊として趣味を生かす、近所付き合い、料理、掃除、洗濯、 子供の相手、家庭菜園、昔の遊び、動物の世話 etc. |
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・ | 役割分担が生き甲斐に | |
・ | 各自が自立しながら社会性豊かに | |
・ | 終(つい)の住家・・・生涯住み続ける事を目標に | |
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ピラミッド組織のトコロテン式・・・空きが出れば同じ年代の希望者が入居 |
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*利点 | ||
・ | 精神的に安心・・・お互い共に生きているという充実感 | |
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余り使わない物は共有できる。 車、ミシン、健康器具、大型冷蔵庫、ゲーム、スポーツ用品、大工道具 etc. |
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特技が活かせる・・・生き甲斐 料理、園芸、洋裁、パソコン、日曜大工、看護や介護、趣味 etc. |
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・ | 病気や入院、老後も安心 | |
・ | 子供がいても安心・・・送迎、勉強、しつけ、社会性 | |
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留守でも安心・・・配達、火の用心、防犯、洗濯物、 |
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*欠点は思いつかないが条件として・・・ | ||
・ | 趣旨を理解した望ましい人物と事前にルール作りが必要 |
4. この会がモデルケースとして実現し、 | ||
将来は各町内会にリシングル部会が出来、中学校区ごとに1棟の建設を・・・ |
5. 将来は今の分譲マンションもコミュニティスペースが必要とされ、 | ||
住民の相互扶助が必要となるでしょう。又、今ある公営住宅もその必要がでてくるでしょう。 |
6. 今後の予定 | ||
基本構想・・・基本計画・・・実施計画・・・実施 | ||
・ | 会内での基本構想の理解を普及 | |
・ | アンケートにより実現の見込みを把握 | |
・ | 参加希望者により定期的な集いを・・・ | |
・ | 基本構想をより具体的に | |
・ | 場所や家賃の検討 | |
・ | ルール作り | |
・ | 基本計画の策定 | |
・ | 対外的な交渉 | |
・ | 建設主探し | |
・ | 実施計画の作成・・・実施 |
コミュニティマンション 基本計画 |
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コミュニティスペース付きマンションとは・・・ | ||
仲間意識に基ずき、老若男女が助け合い役立ち合う住まい方を実現する為、
コミュニティスペース:CS(共有のリビング)が最上階か1階に有る集合住宅。 現時点では24世帯の賃貸マンションで1DKと2DK。 趣旨に賛同する地主や建設会社に建設して頂き、長期の一括借り上げをする。 各自が入居し、CSは会が家賃を支払い、行事にも使用し事務局機能も持つ。 |
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場 所 | ||
広島市の旧市内・・・交通の便が良く、買物と病院と郵便局(銀行)が近い平地 具体的には中区タカノ橋、西区横川、南区段原、東雲、東区光町、西区庚午、古江など、 いずれ、都心型と郊外型の2棟にしたい。 応用として・・・将来は各町内会に子供会、女性会、敬老会に続き再独身者会を・・・ そして200名あたり1棟を・・・パターン化したい。 |
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年代および世帯数 | ||
40代以下・・・男女2名つづ(母子父子家庭) 4名 40代 ・・・男女2名つづ(母子父子家庭) 4名 50代 ・・・男女3名づつ(働き盛り) 6名 60代 ・・・男女3名づつ(留守部隊) 6名 70代以上・・・男女2名づつ(要支援~要介護) 4名 合計24名(世帯) |
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建物 | ||
24世帯なので1階当り6世帯だと4階・・・それに1階は駐車場とロビー、最上階は
コミュニティスペースなので6階建になります。 |
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間取り | ||
母子父子家庭8名&それ以上の年代で親を抱える世帯2名を2DKだと10世帯。 それ以外は単身者で1DKが14世帯。 |
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家賃・敷金 | ||
敷金は世間相場の家賃の3ケ月分。会が世話をするため礼金は不要。 家賃は一括借り上げの為、世間相場より安く・・・1DKで4万円。2DKで5万円。 (母子父子家庭にはかなりの負担になるのは課題です。そこで何らかの支援制度を作り、 2万円程度は支援し3万円程度にしたいものです) |
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コミュニティスペースの家賃について | ||
CSは20万円の家賃を想定しています。10万円は会から支出し、10万円は集いや食事、 宿泊などの使用料で捻出の予定です。 |
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入居者について | ||
もちろんリシングルファミリー広島の会員に入居してほしいのですが・・・ 希望者が満たない時は、広く世間に呼びかける事もあります。 |
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申し合わせ(トラブルを未然に防ぐルール作りです) | ||
これからの話し合いです。 |
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実施主体について | ||
近々特定非営利活動法人に申請予定のリシングルファミリー広島ですが・・・ 希望者が満たない時は広く外部の方にも呼びかけ・・・入居者有志を含めて事業協同組合 を作る方法もあります。 東京には同様の仕組み・・・コレクティブハウスの実現例が始まりました。 これからの話し合いです。 |
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実現の為の今後の作戦 | ||
大手建設業者に「これからの住まいのモデルケース・・・」として企画を提案・・・ノウハウ は提供する。将来のCS付加マンションの為に。 広島市には市営住宅の改築案として提案・・・より豊かな市民生活の為に。 |
