ごあいさつ
広島市には「離婚や死別で配偶者を失った人の集まり」があり、それは全国で唯一とも言える団体で、様々な活動をしています。
発足は平成12年8月、きっかけは山田行利が妻と死別して中高生三人の父子家庭になったことにあります。当時、山田は
「心細くて不安でたまらなく、はたして子供達を成人まで育てられるだろうか?」と思っていました。
そこで、離婚や死別を問わず配偶者を失った人の集まりを呼びかけました。
それからは、会員がお互い励ましあったり学びあったり…当事者ならではの活動を行なって来ました。
会設立から20年余り、今では300余名の会員になり、ひと月に20余りの行事を行なうようになりました。
年齢も母子家庭さんの40代から80代まで幅広くおられます。
会の目的は様々な会員の願いが叶うことです。離婚や死別から立ち直りたい人から、子育ての悩みや人生の悩みをお持ちの人から、
再婚願望の人まで…会員が主役となる仕組みを作っています。立ち直っていない方でもだんだん元気になり笑顔が出て、
仲間が親友になって生活が心強くなり、誰かの役に立つことで生き甲斐のある人生をおくることが出来ます。
どうぞ、リシングルの皆さん、入会されて仲間として豊かな人生を歩むことをお勧めします。
当会の活動は実は時代の先取りです。なぜなら、あらゆるご夫婦はめったに同時には亡くならないので、
いずれは先立たれるか、先に亡くなるか、離婚するか、になりますね。
そういう立場になっても豊かな人生がおくれるようにと思って運営しています。
リシングルさんはこれからは増える一方です。このような会が各地に出来ればいいと思っていますので、
賛同される方のお問い合わせもお待ちしています。
(2021年6月)
パークゴルフにて |
第157回月例会の様子 |